三島に来たら寄ってみたかった源兵衛川沿いのカフェ「dilettante cafe(ディレッタント カフェ)」。地元である三島や静岡県で採れた食材を使用し、食材そのものを楽しめるイタリアンとして20年。このカフェのもうひとつの特徴は、「原則、スマートフォンの使用を控えめにすること」。
”禁止”といった強い感じはなく、スマホに依存しない豊かな時間を過ごして欲しいとのことで、店内のお客さんは誰もスマホを見たり、テーブルの上に置いたりしていませんでした。読書や書き物を愉しむ人、和やかに会話をする人、スマホが普及する前ってこんなだったなあと。
川沿いはデッキがあって歩けるようになっていますが、そちらからお店を見るとこんな感じ。
川の流れを見られるテラス席は全てカウンターでほんの6席くらい。ティータイムに伺ったところ、ちょうど空いたのでラッキーでした。
出てくるお冷とデキャンタ―代わりのワインボトルもお洒落。お酒を飲んでるわけでもないのに、ワインボトルを使うだけで妙に寛いだ気分になれます。
ドリンクだけのオーダーは不可ですが、おいしいデザート目的だったので問題なし。 |
店内はアンティーク家具やアート作品でいっぱい。同じ建物の3階にはワインカフェ兼ギャラリー『ワルツ』がありました。
店名でもあるディレッタントとは、『専門家ではないが、文学・芸術を愛好し、趣味生活にあこがれる人。好事(こうず)家。』とのことで、なるほどこだわり感が満載なわけだと納得。そんな暮らしがしたいと思いながら、「これでいいや」と買っているもの、その物のよさに気付かずにしまいこんだり、手放してしまったものがいったいどれだけあるだろう。
少しずつ揃えていって、創り上げていく楽しみ、終わりがないという楽しみとか豊かさというのを、私達は忘れてしまったんじゃないかな。
ドライフラワーも素敵で、お店で作られているのだそう。
ドライフラワーを作ろうと思うと意外と難しく、自分で作ると単なる枯れ花というか、ミイラ感いっぱいになってしまうし、うまくできたと思ってもなかなかセンスよく飾れませんが、上手に作れるとかっこいいですよね。
場所は三島中央病院のすぐ横なのでわかりやすいと思います。
今度は夜に行ってみたいなあ。
ディレッタント カフェ
http://www.dilettantecafe.com/
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