[PR]
先日行った永楽湯さんから徒歩圏の「仲乃湯」さん。横浜市営地下鉄「阪東橋」駅が最寄りだと思いますが、横浜商店街を抜けてさらにまっすぐ進んだ住宅街の中にあります。
1949(昭和24)年創業、1957(昭和32)年に増改築。もうかなり古い建物ですが、中はとてもきれいに保たれています。撮影に使われたこともあるそうです。
昔の旅館みたいな窓枠が何とも言えない(笑)。
ところで、屋根のところには「中乃湯」、入り口には「仲乃湯」(笑)。どっちが正しいんだろう???とりあえず、このブログでは新しく付けられたであろう「仲乃湯」で書いています。
入口の左側が男湯で右側が女湯って珍しい。思わず逆から入ってしまいそうになりました。大抵の銭湯って、男湯が右側で女湯が左側になってることが多い気がするのですが。調べてみると特に決まりはないようで、地域とか立地など、さまざまな理由で逆にすることもあるそうです。一番多いのは「外部からの視線を防ぐため」のようです。
仲乃湯さんの場合はどうなのかはわかりませんが、右側に向かうと住宅街、左側に向かうと大きな通りに出るため、もしかしたらそれで女湯を奥にしているのかな?とも思います。
今は、フロントに改装した銭湯も増えているけれど、ここでは木造の番台も現役という昔ながらのスタイル。横浜下町の住宅街なのに男湯には露天風呂があり、撮影にも使われるそう。
女湯の方は宍道湖の朝日 |
ちなみにマッサージ器は「20円」でした(笑)。
神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合:仲乃湯
https://k-o-i.jp/koten/nakanoyu-3/
仲乃湯
https://spa-tokyo.net/z-k-nakanoyu-nakamura/index.html
銭湯入場料の地域差
都内と神奈川県内の銭湯しか行ってませんが、両者で料金が違う時期がありました(2023年現在はどちらも500円)。
温泉やスーパー銭湯でもない「銭湯」とは、公衆浴場法で定められた施設。こうして私達がお世話になっている一般的な銭湯は「一般公衆浴場」に該当し、日常生活の中で保健衛生上必要な施設とされ、戦前の法律「物価統制令」がいまだに生きている分野です。料金は公定で決められ、また、あまり値上がりしないよう規定もあるそうです。水道料金や税制上の優遇措置も異なる上に、地域ごとの物価などを勘案して決定しているため、東京都と神奈川県では入場料が異なることは十分ありえるのだそうです。
その地域の人たちの衛生のためにあるので、娯楽やリラクゼーションを目的としたスーパー銭湯などと比べると、設備やサービスは限られていても、利用しやすく明瞭な料金体系になっています。とはいえ、このご時世。それだけ重要な役割を担っているのに、コロナで客足が遠のいたり、物価や水道光熱費の上昇に対応した補助はあるのでしょうか??
助けになるかはわかりませんが、お水なども銭湯に来てから買うようにしています。シャンプーや石鹸は肌に合う、合わないがあるので、難しいかもしれませんが。あとは、マッサージ器とかおかまドライヤーとかも、ガンガン使っています。
コメント