東京|昭和の品格!:喫茶ローヤル(有楽町)

 JR有楽町の駅前の東京交通会館地下1階にある「喫茶ローヤル」。ビルが開館した1965(昭和40)年に同時オープン。内装も当時のままに残しているそうです。

 

銅板の細工、大理石、ステンドグラス、ガラスを囲む木枠の彫りなどはもちろん、天井の照明や壁紙も高級感があり、素敵な空間です。


また、調理と接客の双方のキャリアを持つ中高年紳士たちによって運営されているのも、このお店の特色です。ロマンスグレーの髪や身なりを美しく整えたスマートな紳士の折り目正しい接客も、昭和らしさを演出(高校生のファミレスバイトでも、昔は非常に厳しかったのです)。

「純喫茶」ですよ


大人向きというか落ち着いた雰囲気ですが、かしこまる必要はなく、買い物帰りの若いお客さんも結構、来ています。

 

以前といってもかなり前ですが、1991(平成3)年まで都庁は有楽町にありました(現在の東京国際フォーラムがある場所)。有楽町は、昔ながらの歓楽街でもあるけれど、官公庁にも近く、新聞社が立ち並ぶなど、東京一のオフィス街としてもにぎわっていました。
今では、その頃の客層とはずいぶん変わったと思いますが、それでも平日はやはりサラリーマンの方が多く、商談をしていそうな雰囲気のお席も。そんなわけで、なかなか撮影するタイミングが難しいです。




メニューも「昔ながら」なのですが、頂いたのは、シナモン・トースト。これも昭和(1980年代)に流行りましたよね。


他のメニューもおいしそうですが、モーニングメニューも人気で利用者が多いそうです。


ローヤル

https://www.kotsukaikan.co.jp/food_shopping/food_tea/85/

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13076352/


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