Health|マクロビオティック:「CHAYAマクロビ」のランチ(汐留)

もう10年以上前に1週間の断食施設に籠った経験があるので「CHAYAマクロビ」は、たまに行こうかなと思うお店のひとつ。ダイエット中の友達やご年配の方にも喜んでいただけます。 


お店にはシュガーフリー、グルテンフリーのお菓子等も売られています。

真偽はともかく、イライラしている人がいると「あの人はカルシウムが足りない」とか言ったり、食事と心身の関係については話題に上ります。じゃあ、どのくらい摂れば足りるんだ?食物繊維だってレタス30個分の飲料とか、摂りずぎじゃないのか?と結構おかしなことだらけ。
また、腸の状態が精神状態に影響するとして「腸活」や「便秘外来」も流行ったり、人間の言動は腸内細菌に左右されている説も耳にします。それより普段何をどんな風に食べているの?ってところは意外と見直していないですよね。



何でもがっつりやろうとすると大変だし、病気でもないのに急激に食事を変えるのはストレスになるので、少しずつ取り入れるのが一番かと思います。



1.マクロビの基本
マクロビオティックとは「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術、学」。

  • 身土不二:暮らしている土地の旬のものをいただく。
  • 一物全体:自然の恵みを残さず丸ごといただく。カロリーではなく、生命力を重視する。
  • 陰陽の考え方:調理法も陰と陽にわけることができる。






2.歴史

マクロビオティックは、「食物養生法」×「陰陽五行」が体系化されたもの。
思想家の桜沢如一氏(1893~1966)が、

  • 明治時代の日本の医師・薬剤師で食育の先駆者「石塚左玄(いしづかさげん)」が「食物養生法」の考え方
  • 東洋思想のベースとなる中国の「易」の陰陽

を組み合わせた「玄米菜食」という自然に則した食事法を提唱したことがはじまり。
1950年以降に、久司道夫氏によってマクロビオティックが体系化され、欧米を中心に広まりました。逆輸入だったんですね(笑)。





3.ベジタリアンの定義
ベジタリアンの定義も理由も色々で、しかも流動的。

  • 宗教的教義
  • 栄養や健康の保持
  • アニマル・ライツ(生命の尊厳)
  • 環境問題
  • 食料問題
  • スピリチュアリティ
  • 地球市民型

地球環境保全や途上国援助のために菜食というライフスタイルを選択する、新しい「地球市民型ベジタリアン」というのもあるそうです。
マクロビオティックは、「ヴィーガン仕様」であって、ヴィーガンには分類されていない特殊な食事療法なんだそうです。それにしても、ベジタリアンってすごく種類があるって知らなかった。

日本エシカル・ヴィーガン協会http://www.ethicalvegan.jp/vegetarianism/



4.お店について
店内は、白×茶色×緑色の配色。刺激的な色を使っていないのは、単にお店のイメージだけではなく、心にも影響があるからかもしれません。ファストフード店などは、食欲を刺激すると言われる赤×黄色みたいな配色が多いですものね。(食事って雰囲気も大切です!)




いくつか店舗がありますが、ここは「汐留店」。日テレのすぐ隣です。
こういう食事を摂ると、普段どれだけ濃い味や油っこさに慣れてしまっていたかに気付きます。そして断食してみたりするのさ・・・(ふふふ)



チャヤ・マクロビオテックhttps://chayam.co.jp/


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