1965(昭和40)年に開店した喫茶「ジュリアン」に行ってきました。照明はやや暗め、ジャズがほどよい音量で流れていて、もしかしたら今時見つけるのは難しいくらいのレトロな喫茶店です。
昭和の刑事ドラマに出てきそうな店内。藤沢にもこうした喫茶店がたくさんあったのに、随分減ってしまい、チェーン店や「イマドキの湘南っぽい」お店がぐっと増えたそう。で、その湘南っぽいっていうのも曖昧で、地元目線ではなく「東京(都会)の人たちがイメージする湘南なんじゃない?」というのはよく聞く話。
麻雀のゲーム機がテーブルになってる席がありました(ゲーム機は故障中)。
新聞を読んでるおじさま方ばっかりかと思い入ってみたら、若い女性客の方が圧倒的に多かったです。映画の影響でしょうか。
ここで人気なのは「ダブル・ソーダ(700円)」。
SNSで映えるってこともあるけど、このグラスもレトロ喫茶ファンには人気。でも、もう製造していないので買い足すことができず、もし手持ちのものが全部割れたら、おしまいなんだとか。
あといくつあるんだろう?
お店がなくなる心配はするけど、まさかグラスがなくなることまで想像が及ばなかったなあ。
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