２０２０年４月７日付で政府より緊急事態宣言が発令されてから２週間。
ずっと籠ってもいられないので、大きな公園や都心を離れた自然のある場所に、車やバイクで日帰りで行くならいいのでは？と、みんな同じことを考えるんですね（笑）。こうした張り紙を見かけるようになりました。
この時期は人出が増えてくることは、海岸に近いエリアの住民も自治体もよく知っているので、緊急事態宣言発令前から色々手立てを打っていたようです。発令して間もない４月１０日、鎌倉市は「市営、町営駐車場および一部の民営駐車場の利用制限を４月１１日～５月６日までかけること、県営、民間のコインパーキング事業者にも協力を求める連絡調整行ったこと」を発表しています。それでも、減らなかった・・・
昨今、他地域から湘南、三浦半島地域へ多くの訪問者、観光客が自家用車等で来訪しており、地域住民からは新型コロナウイルスの感染拡大につながることへの不安の声が地域自治体へ多数寄せられています。すでに神奈川県や民間事業者の協力を受け、官民ともに時間貸し駐車場の利用制限に連携して取り組んでいただいていますが、来訪者数が収まる様子はありません。
（鎌倉市のHPより）
そんなこともあって、４月２２日、海岸に近い鎌倉市など６市５町の首長が共同で海岸の利用制限等に係る要望書を神奈川県知事に提出しました。ちなみに、要望を出したのは、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、葉山町、大磯町、二宮町、真鶴町及び湯河原町の市・町長。こうした手順を踏まないと張り紙を出すのも難しく、現状では、自治体の首長さんの権限で「〇〇市」として勝手に出すわけにもいかない。
今回、地元の人が海岸に健康維持のために散歩やジョギングで訪れるのは、不要不急とは言われない・・・、ならば、このあたりに住んでればいいのでは？テレワークもできるなら都心にいる必要ないよねと、住む場所って大事よねってことで、こちらに住まいを探しに来てる人もいるかもしれないし、今後増えるかもしれないですね。
このあたりなら都内への通勤も可能だし、やっぱり東京に戻ろうと思っても戻りやすいから（笑）。
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＜編集後記＞
繰り返される「不要不急の外出を控えて」「自粛を要請」という言葉。ハテ？自粛って要請するものなのか？要請されてするなら自粛じゃないのでは？不要不急っていうのも曖昧です。国がきちんと方針を示せる感じはしないし、自治体に色々投げちゃって、Ａ県はＯＫだけどＢ県はダメみたいな混乱が起きるだろうな、と予測中
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