Beauty|Doveの実験(3):自分らしい髪こそ、美しい。

 「日本女性の2人に1人は、自分の髪が好きではないと感じています。」
Doveの実験について過去に2回ほど記事にしていますが、今度は髪か・・と傷んだ毛先を触りながら、また負の感情に気づいてしまいました。



「これが私の髪です」。

【追記:2021年2月】以前にアップしたときは、イメージとしてブラシとシャンプーボトルの画像を使ってました。こういうテーマの記事をアップするのに、自分の髪を出さないってどうかな?と思ったので、2021年2月、自分の髪の写真に差し替えました。



1.自信がないところ、思い切ってよく見てみたら
今回の実験は、「好きじゃない」「自信がない」と思ってたその髪にフォーカスして撮影してみるというもの。自分でもあまり見たくないところ。気にはなるけど目を逸らしてしまうところ。変えたいけど変えられない、隠したいし隠せないから悩んでいるところ。

縮毛矯正をしたり、ストレートパーマをかけたり。シャンプーやトリートメントを変えてみたり。みんな、色んなことをしてきているんですよね。それでも好きになれなかった髪に敢えてフォーカスし、撮影すること自体、とても勇気が要っただろうと思います。
けれど、自分の一部を放っておかないその勇気は、心を変えてくれることを教えてくれます。

動画:自分らしい髪こそ、美しい。 (音声も字幕も日本語)




2.誰もが感じたことがあること
動画に出てくる女性たちが、撮影前に言っていた言葉は、誰もが感じたことがあることじゃないかなと思います。

シャンプーのCMとか、結構サラサラな人が多いじゃないですか。
日本人みんながサラサラな髪の毛じゃないのに


そう思いながら、自分は自分、これでいい、と思えない私達。

サラサラな髪の子を見ると、ああなりたいって思う反面、
自分は違うって状況があって・・


違ってもいい、これでいいって思える状況に出会えないですよね。出会うこともあるかもしれないけど、素直に認めることって難しいです。

両親はこの髪、とてもいいよってずっと言ってくれてたし。
だけどやっぱり、自分の髪を受け入れられずにいた


そう、私がいいって思えなければ。

クセ毛はダメだと思ったりとか、人に言われたりとか、
自分の中でどうしても隠さなければいけないものだと
ずっと思い込んで生きてきて・・・




3.既に持っていた、自分だけの魅力
出来上がったを見た彼女たちは、自分の髪の印象が変わり、表情も和らいでいきました。笑う人、照れる人、涙目になる人・・。ある女性の言葉って、多くの女性の代弁をしているんじゃないかなって思いました。

子供の頃の自分に見せてあげたいです、ホント。

どうやってやったら人から愛されるんだろう、
どうしたら人から認められるんだろうって
自分にないものを得ようと頑張って頑張って、
それでも、足りなくて・・
縮毛矯正をやめて鏡を見たときに、
愛されるものを自分が持ってたって思って。
これから大事にしたいなって思うし、
もういっぱい自慢してあげる。10年間待ってたから。



これが私の髪です。これが私です。



「さらさら」「つやつや」だけが、美しい髪じゃない。ダヴは自分らしい髪こそ美しい、と信じています。私たちと、変えていきませんか。
日本の女性一人ひとりが、自分らしい髪こそ美しい、と気付けるように。



4.管理人からのメッセージ
私自身も昔は自分の髪質って好きではありませんでしたし、褒められることもありませんでした。傷みが目立つ、雨の日はぺったりしてしまう、何より自分で上手にアレンジできないなどなど。泣き言でページがいっぱいになりそうです。
もちろん今でも悩みはあるけれど、以前より自分の髪との付き合い方が上手になって、褒められることは増えました。そうしているうちに「自分の身体の中で、少しだけ好きな部分」になりました。

自分で自分の髪を認めるのは大切だけど、その前段として、誰かに褒めてもらうっていうのもありだと思います。褒められた体験を重ねて、やっと受け入れられるようになることもあるから、好きにならなきゃ、認めなきゃって、頑張らなくていいと思います。




●ユニリーバ・ジャパン:
ダヴ、新たなコミュニケーションムービーを2020年3月9日(月)より公開
https://www.unilever.co.jp/news/press-releases/2020/dove-launches-new-communication-movie/



とてもいい動画と記事なので削除してほしくないけれど、いつまで残っているかはわかりませんので、動画はともかくせめて言葉だけでも・・と思い、転載させていただきました。
(不適切でしたら、削除いたします)。



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