1960~70年代あたりのアメリカのドラマに出てきそうなレトロな店構え。1961年創業「レインボー・ドライブイン(Rainbow Drive-In Kapahulu)」。
1921年に世界初のドライブ・インのチェーン店がテキサス州・ダラスに登場して以来、車社会のアメリカではあっという間に広まり、最盛期は1950年~1960年代。このお店ができたのも、まさにその頃。
このレインボー・ドライブ・インの初代オーナーは沖縄生まれの移民で、第二次世界大戦中、日系人部隊で調理係をされていたそうです。
オバマ前大統領のお気に入りのお店のひとつなんだとか。
ミックス・プレートが人気らしいけど、せっかくなのでロコモコを注文。
ロコモコは、日本ではカフェ飯とか女子のゴハンのイメージだけど、言ってみれば、月見ハンバーグ丼。「盛り方はともかく、この具材、どう考えても男飯だろう
(-_-
)」と思っていました。
画像のロコモコは、メニューに載っていませんが、小さいサイズです。お店の人が勧めてくれました。レギュラーサイズだとプレートに乗ってて、ハンバーグも卵も2個。
ロコモコを初めて食べたとき、どんぶり飯的な発想に日本っぽさを感じていたので、発案者は日系人と聞いてちょっとナットク!食欲旺盛な学生向けの安価なファスト・フードとして広まったとか。
男飯ばかりでなく、スイーツもありました。
ワイキキから歩けるのにまだ開発の手が伸びてきていないようで、周辺にもレトロ感がありました。看板の書体が昔っぽい。日本でいうと昭和っぽい感じでしょうか。
道すがら、ダイヤモンド・ヘッドもよく見えました。
ワイキキも再開発が進み、古きくてのどかな時代の風景が消えていってるので、このお店も建て替えなどがあるんでしょうか。この写真もいつか「懐かしい」ものになるかもしれません。
残ってて欲しい!
●Rainbow Drive-In(Kapahulu)
https://rainbowdrivein.wpengine.com/
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