何せ、情報不足・準備不足のままやって来た初ハワイ。閉鎖の噂があるのも知らず(え?)、立ち寄った「キングス・ビレッジ」。閉鎖は噂ではなくて事実だと知ったのは帰りの飛行機の中。
もうどうにもならない・・・ (-_-; ) ふっ知っていればもっと写真撮ったのにと思いつつ、少ない画像をかき集めてみました。
記録として一応書いておくと、オープンしたのは1972年。
小さな商店が数十店舗入っているほか、イベントやファーマーズ・マーケット等、ちょっと変わったショッピングセンターとして大繁盛していました。
竣工してまだ間もない頃らしき写真が飾ってありました。 |
時代も変わり、ワイキキの再開発が進むと、ここも建て替えの対象となりました。
開発自体への強い反対もあり、延び延びになりながらも、2022年には32階建てのコンドミニアムがオープンすることがもう決まっているそうで、今度ばかりは本当に建て替えられるかも。
キングスビレッジ自体は大きな建物ではないけれど、これがなくなったら、このあたりの景観はガラリと変わるだろうなあと思います。
今度来たときには確実になくなってるんだなあ。
ハワイアン・キルトは、お土産でもらったことがある人も多いかも。
Farmers Market
夕方から開催されていたマーケットでは、ホテル滞在者にも嬉しいカットフルーツやスイーツ、お惣菜もたくさんありました。
店街や縁日みたいな、庶民的な賑わいのある風景も「レトロ」になりつつあって、懐かしく思える日はもしかしたらそんなに遠くないのかも。
腹ごしらえもできます。 |
KINGS GUARD MUSEUM
奥のちょっとわかりにくいところに、ハワイの歴史に関する展示物や博物館がありました。博物館といっても小さくて、展示物が並べてあるだけ。入場料もないけど、キャプションも資料もありません。
数年前まで、兵士達が王朝旗を降ろしてライフルを掲げる・・・・といった衛兵交替式が毎日行われていたそうなので、ハワイの人たちにとっては馴染みが深いものなのだと思います。
また、このあたりはカラカウア(1874年に7代目の王に即位)の別荘があった場所。
左からカラカウア王、リリウオカラニ女王、その姪で悲劇の王女と言われたプリンセス・カイウラニ。映画にもなりましたね。
ハワイの歴史、特にイギリスとの関係を知らないと面白くないかもしれない・・・。不勉強を後悔しました (-_-; ) ふっ
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<編集後記>
東京も色々なものを壊して建て替え始めているけど、ハワイもなんですね。
いろんな町が古い服を脱ぎ捨てていくかのように、これからどんどん変わっていくのかなと思うと、再開発情報を集めて、その前にいろいろ記録しておきたくなりますよね。
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【追記:2020年12月】
解体したそうです。もう、この風景がないなんて・・・。
所在地は「131 Kaiulani Avenue, Honolulu」。後でグーグルマップで見てみよう・・・。
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