ワット・プラケオは王宮の敷地内にある王族専用の寺院のため、観光できるのは一部。奥に翡翠でできた仏像が祀られていること、寺院内には僧侶がいないことも、この寺院の大きな特徴です。
観光客が多く、場所によっては初詣みたいな混雑でした ^^;
ワット・プラケオ
本堂内は撮影禁止です。
ここでも服装チェックもあり、ふさわしくないと判断されてしまうと、入場を拒否されるそうです。自由度の高いスケジュールの旅では、行こうと思い立った時に用意ができない場合もありますよね。さすが王宮レベルの観光スポットになると、肌を隠すための巻物の有料レンタルのお店もあります。ただ、観光客が多いときは手続きに時間がかかるそうです。
タイの寺院は、デコってるのもすごいけれど、全くタイプの違う絵柄や色彩をこんな風に組み合わせてって考えつきませんよね。絵柄は中国風です。
本堂に入る際には、
- 靴を脱ぐ
- サングラスは外す
- 帽子も取る
観光客が多くても現地の人にとっては神聖な場所。蓮の花を使って清水を体にかけるところがありました。日本の神社でいう手水舎みたいなところ。見様見真似で多くの観光客も聖水をかけていました。
ワット・プラケオに安置されている「エメラルド仏」は、実際には翡翠。
15世紀頃に北タイで作られたと言われていますが、手の形からスリランカで作られたのでは?という説も。200年ほどラオスに置かれたこともあるなど、戦勝品として激動と波乱の時代に転々とし、1778年にバンコクに持ち込まれたそうです。
1782年に現王朝(チャクリー王朝)に変わるときバンコクに遷都し、王朝を守護する菩薩寺がこのワットプラケオ。1784年に本堂が建てられ、やっと本当に「安置」されたのだそう。
●バンコクナビ:ワットプラケオ(王宮)
https://www.bangkoknavi.com/miru/12/
アンコールワットの模型
一時期、タイの属国だったクメール王国(現:カンボジア)にある「アンコールワット」。ラーマ4世がアンコールワットにとても感動して造らせた模型だそうです。
ウィハーン・ヨート
アンコールワットの模型のすぐ隣。ヒンドゥ教の神話に登場する蛇神ナーガが祀られているそうです。日本ではヒンドゥ教との関わりを意識することってほとんどありませんが、実は、ナーガは釈迦が悟りを開く時に守護したとされています。
仏教に竜王として取り入れられて以来、仏法の守護神となっているとのこと。
残念ながら、内部は非公開だそうです。
王宮の入り口でペットボトルのお水をくれますが、自分でも持って行った方がよさそうです。あと、わずかだけど、涼が取れて助かったのが「汗拭きシート」とか。清涼感が欲しい人は、シーブリーズとかもいいかも、です。曇ってても暑い。
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