東京|昭和五輪の遺産:インターナショナル・アーケード(有楽町)【閉店】

1964(昭和39)年、東京オリンピック開催に合わせて東京の町は急ピッチで整備されていきました。新橋~有楽町間のガード下もそのひとつで、外国人向けの「インターナショナルアーケード」もオープン。外貨獲得のための商店街で、当時は円安だったので盛況だったそうです。

入ったことはないのですが、随分前(20年以上前)、ショーケースには兜や日本人形が飾られていた記憶があります。外国人向けのお土産屋さんのほか、色々なお店があったようです。

新橋方面近道と書いていますが、それほど変わりません(笑)。ただ、高架の両脇の道は人通りが多いので、ここを通った方がスムーズなので早く到着するのは確かです。



でも、老朽化もかなり進んでいるし、従業員用通路や搬出入専用通路みたいな感じもして、入りづらい雰囲気。いくら日本は安全って言ったって、さすがに夜はやめた方がいい気がしたので、別の日の昼間に通ってみました。
昼間でもいいのかなあと思いながら歩いていたら・・・・

 

これは何?!




怖いよー。
この通路もかつては活気があったのかもしれませんが、どんなところだったのでしょうか???

 

新橋までの近道なんですよね?通っていいんですよね??



リノベーションも再開発もされないまま半世紀が過ぎています。
有楽町のガード下といえば、サラリーマンの憩いの場。こういうイメージですが(↓)、
 

 
まさかあんな空間があったなんて。
見てはいけないものを見てしまった気分になりました。新橋駅前を歩いていると「戻って来た」と思いました。さっき自分が見ていたのは何だったんだろう??と不思議な気分になりました。どこかに迷い込んでしまったような。
 
平日の昼間なのに、すれ違った人はたった2人でしたよ。
 
 
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【追記:2020年12月】
2020(令和2)年、「日比谷グルメゾン」や「日比谷OKUROJI」に生まれ変わりました。

 


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