LA|道草と街歩き、記事にするほどでもない画像

今回ロサンゼルスに来たのは本当に久しぶりで、こちらにいる友人たちに会いに来ました。また次にいつ来られるかわからないし、来たときにはまた随分変わっているんだろうなあと思います。


ひとりで歩きながら、あるいは友達と喋りながら適当に撮った風景写真、単体では記事にするほどでもないものを集めて、ほぼ自分の記録用に載せてます。

 

まずはLAのTom Bradley国際空港の到着ロビーを出たところ。LAによく来る方にはお馴染みの風景ですよね。11月の中旬なのに半袖の人も多くて、さすがLAです。仕事を早退してそのまま成田空港に向かったのですが、その日の東京は5℃くらい、分厚いコートを着てましたが、こっちに着いたら暑い!


 

オレンジカウンティの海岸沿いの道路です。 今日から2~3日、友人宅に泊めてもらいます。いいところに住んでますよね~ (*^^*)

 


とにかく空が青い!パームツリーも日本に無理やり植えられてるのと違って葉が多くて元気。もう1回言うけど、11月中旬です。

 

ロングビーチの風景。
午後3時ごろなのにこの日差しの強さ、サングラスがないとつらいです。
ロングビーチは、1960年代までは海岸のリゾート地だったそうですが、油田が見つかって以降は、軍事、港湾都市として発展したそうです。今では、港湾都市、経済都市、観光都市として栄えていて、全米で最も人種の多様性に富んだ都市でもあるそうです。


ここからはダウンタウン。
ロサンゼルスの中心となる商業地区で、いくつかのディストリクトに分けられています。およそ50万人以上が働き、約5万人が住んでいるとう住宅地でもあります。2000年頃から始まったルネサンスと呼ばれる再開発以降、地区の古い建築物の用途変更やリノベーション、建て替えが始まり、超高層ビルも増えています。

現代建築が多い印象のLAですが、こんなレトロ建築がたくさん残ってるのみ魅力です。

 

以前、こんな商業地区のいたるところに空地や平置きの駐車場があったり、ビルとビルの間も無駄にスカスカだったりしてびっくりしたのですが、そういう空間は随分少なくなっていました。
それでも古いビルがまだまだたくさんあり、築100年というのもさほど珍しくないようです。東京よりも歴史を感じます。すごいですよね。

 


 

シビックセンター。ビューデッキからはダウンタウンロサンゼルスが一望できます。通常、平日の9:00~17:00まで一般公開されています。今回は時間がないので登りませんでした。

 

ビルの窓に貼られていた昔のLAの街の様子。いつ頃かはわからないけど、走ってる車や人のファッションを見ると、1930年代とかでしょうか?もっと前かな。


もっと歴史を遡ると、ロサンゼルス・ダウンタウンにあたる地域は、かつてインディアンのトングヴァ人が定住。その後、ヨーロッパの植民地として、スペイン宣教師がやってきたり、メキシコの北部から旅行でやってきた植民者たちに発見されたそうです。それが1781年頃。1880年代になると土地の投機熱が高まり、人口も急激に増加したそうです。1920年までには、ダウンタウンの都市鉄道は、当時最盛のニューヨークの鉄道線をはるかに上回る広範囲に広がりました。鉄道が通れば当然、人が入り込んできます。これによりダウンタウンは大首都圏になりました。


 

左側に移る「ONE WILSHIRE(ワン・ウィルシャー)」は1966年竣工のオフィスビル。日本も高度経済成長期で、ここまで高さはなかったけど、こうした四角い面持ちのビルがたくさん建てられましたね。

 


新しいビルと、すごく古いビルと、その中間くらいのものが混在していて、面白い街だなあと思います。あ、それ、日本もか(笑)。


スケート場がありました。暖かいのに(笑)

 

 

ダウンタウンも再開発中。工事してました。


 

奥にある白いビルは「USバンクタワー(通称:ライブラリータワー) 」
地上73階、高さ310m、アメリカ西部では1番高いビルで、アメリカ全土でも9番目、世界でも21番目だといわれていましたが、今でもそうなのかな??


 

THE WESTIN BONAVENTURE HOTEL(ボナヴェンチャー・ホテル)。 1976年に完成したポストモダン建築、35階のガラス張りです。


「7thマーケットプレイス」がガラリと変わっていました。2000年には「7+Fig」と改名し、その後、ダウンタウンの再開発を機に大改装をして、2012年に再オープンしたそうです。雰囲気は変わったけど、造りはほとんど変わってないような。








時間がなくて行けなかったのですが、レトロ建築がいっぱい。特に、観ておきたかったのが
  1. ブラッドベリビル:1893年竣工。現役のオフィスビルなのでロビーくらいしか見られませんが、歴史を感じる仕様です。数々の映画やドラマの撮影にも使われているそうです。観てないけど映画「ブレードランナー」の撮影にも使われたとか。

  2. Oviatt Building:国の重要文化財に認定されているダウンタウンの高層ビル、ルネ・ラリックが制作したドアやシャンデリアが残っています。



こういう風景もなくなっていきます。アメリカも同じなんですね。ダウンタウンは、日数が限られた観光ではあまり行かないエリアかもしれませんが、ちょっと歩いてみるのも面白いかもしれません。平日の昼間だけですけど(笑)。



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