三街会館や牛乳プリンのお店のすぐ近くにある「營地街市市政綜合大樓 Complexo Municipal de S. Domingos」にある市場とフードコート「地街市熟食中心」に行ってきました。
こんな外観なので市場とは思いもよらず。3F(実質上4F、階数の数え方は英国式)にある食堂は他で食べるよりちょっと安いみたい。鶏の丸焼き用の肉や、足とわかる大きな肉がぶら下がっていたりするので、パックに小分けされたものに目が慣れていると、ちょっとショッキングな画像もあるかもしれません。以下、ご注意ください。
まずは、野菜・果物の売り場から。野菜、色が濃くてちょっと大きめ。
たまご専門店も。
肉・魚の売り場は、活気がありました。
市場に行くんだから、生臭かったり磯くさかったり、土の匂いがしたり、とにかくいろんなニオイがするのは当然だけど、中に入ると、昔、日本にも(市場でなくても)こういう「食べることの生々しさ」を感じる光景ってありましたよね。
また、その中できびきびと一所懸命働く大人を見て育ったことは、単なる「思い出」にはとどまらないものになっている気がしています。
日常生活ででは忘れがちな「命をいただいている」「口に入るまで、たくさんの人の手がかかっている」という事実。きれいに形が揃ったスーパーマーケットもいいけれど、市場は「食べる」ことに対するリアルさが全然違います。
うっかり無駄にしてしまったこととか、日本だって数十年前まで食糧難だったとか、食の不均衡のこととか、考えたらキリがないことにも、いつもよりほんの少し思いが至ります。
イギリスの映画「チキン・ラン」みたいな鶏。 |
まるで服を選ぶみたいに、生肉を選んでるww |
うまいの、まずいの、って言ったり書いたりしているけど、本当は失礼なことなんですよね。もちろん、おいしくいただこうとする工夫は大切なことだけど。
開放時間(営業時間)
- 街市部分開放時間:早上7:30至晚上20:00
- 活動中心開放時間:早上10:00至晚上22:00週末及公眾假期照常開放,農曆新年假期除外
ほんとに色々なものがありました。
こちらが市場内の食堂。カフェ&レストランというより、今の日本のショッピングモールでいう「フード・コート」みたいな感じ。メニューは中華のB級(笑)。台湾の人がブログで書いてたけど、日本人の方のブログでは見つけられませんでした。
少し古いブログの情報(3年前)だけど、ワンタンメンが15パタカで食べられたそう。今はもうちょっと高いと思います。
既に色々なものを食べていてお腹いっぱい過ぎて、挑戦できず、残念。若干気になるのは、中国や台湾の人が発信した情報はあるけど、日本人の発信がないということはもしかして、現地の人向けすぎるとか「日本人の口に合わない」など日本人ウケしない何かがある可能性もあるかもしれません。女子旅チームは、ポルトガルっぽいお店に行ってるようですし。
ゆるく世界遺産巡りをしている方はどうぞ。
街市熟食中心 - 市政署
https://www.iam.gov.mo/e/facility/introduction/foodcenter
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