空港から LISBOA(リスボア)付近まで行くとき、フェリー乗り場ほど交通は充実しておらず、ホテルの無料送迎バスも通ってない模様。フェリーはマカオ半島に発着するし、空港は橋の向こうのTAIPA(氹仔)地区。
世界遺産を巡るならマカオ半島のLISBOAに近いホテルの方がいいので、この辺の不便さは仕方なし。試しに、往路はバス、復路はタクシーを使ってみました。
※GALAXYやベネチアンとか、コタイ地区(路氹城海區の)ホテルに宿泊するなら空港は便利かも。
空港→リスボア付近
乗り場に行先の経路が書かれた看板があるのみ。リスボアの前ではあるのですが、正確にはAmara Pariking Lot(亞馬喇前地停車場)に到着します。「MT1」もしくは「MT2」で行けるようですが、時刻表がないのでいつ来るかわかりません。夜だったからかもしれませんが、30分近くは待った気がします。MT1,MT2,N2の3種類?!
MT2が来たので乗り込みました。日本のバスみたいに、両替とかお釣りの対応はありませんので、小銭必須!です。
時間:30分くらいかな?
運賃:4.2パタカ
(2015年11月中旬:1MOP =15.4426JPY)
運賃は先払いで運転席近くの小箱に入れればOK。バスカードもあるみたいですが、数日の滞在なら現金払いの方がお得かもしれません。バス停は電光掲示板に書かれた文字で判断するしかなかったですが、近くに来れば景色でだいたいわかります。
これが、沢木耕太郎「深夜特急」に出てくる老舗カジノ・リスボア(葡京娯楽場)。
この近くにホテルを予約したことが、後々すごく助かることに(笑)。「LISBOA」の中国名は葡京、「リスボン(ポルトガル・葡萄牙)の都」という意味だそうです。
宿泊先が「シントラ」なので、バスはここで降りました。マカオに来たな~~という感じ。
グランドリスボア→空港:タクシー
朝早かったのと、マカオ・グランプリの期間(といってもテスト走行の日)にぶつかったため、規制や混雑があったら嫌だなあと思い、タクシーを利用するつもりではいました。一応、バスも待ってみたんですが、25分経っても来ない!他のバスは次々来るのに、肝心の空港行きが来ない(≧-≦;)。
Dの乗り場からで合ってるハズなんだけど、やっぱり来ない!!
通勤ラッシュの時間帯だから、マカオ・グランプリの影響だからわからないけど、来ない。
グランド・リスボアの前からタクシーを乗ろうと向かっていたら、何人かのマカオ人が「 MT1、MT1!」と声をかけてくれました。親切で言ってくれているのは、とてもよくわかります。でもね、全然来ないの、MT1・・・・。
ちなみにマカオでは英語を話す人はホテルや空港の人くらいで、一般の人は広東語なのかな。でも、私、わかんない、広東語・・・。タクシーの運転手さんにも英語は通じません。こちらの人は総じて愛想はないけど、決して感じが悪いわけじゃない。この運転手さんも然り。
マカオは、一国二制度で、社会主義と資本主義が共存する国。
社会主義の部分の表れかなと思えば、ナルホド。「サービス」っていう概念がないものね(笑)。今の日本に蔓延している独特の薄ら笑いの接客・・、人の顔はろくに見ないのにテンション高めで、「なるほどですね~」「そういうことだったんですね~」と変な日本語+語尾伸ばし・・・。
それがちょっとキツイと感じるときもあるので、これはこれでOKという気分。
- 時間:9分
- 運賃:67パタカ、荷物運搬(トランクへの出し入れ)3パタカ
- 備考:つかまりやすく乗り場も点在。大きいホテルならすぐ乗れる。(搭乗時: 2015年11月中旬: 1MOP =15.4426JPY)
マカオでは、運賃の他にトランクの出し入れに3パタカかかるらしく、メーターの運賃と合わなくてもぼったくりではないそうです。チップは不要だけど端数切り上げで払うとよいと聞きました。ぴったり70パタカなので、小銭じゃ失礼かなと思いつつ、5パタカをお渡しました。
4.2パタカと、70パタカだもの、「MT1!、MT1!」って声かけられたの、わかる気がしますよね。
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