JR鶴見線本線の終着駅まで、駅舎のいくつかを見るため途中下車(それを「乗り鉄」というんだよ、と言われたけれど)。竣工時期は不明だけれど、レトロ感があり、手書きの案内板がいまでも使われていたりします。
これでも21世紀の神奈川県横浜市・川崎市。少しずつ変わっていくんだろうけど、急激に変わって欲しくないような感じがする長閑な場所でもあります。
「弁天橋」駅
鶴見駅から数えて4つ目。とてもかわいらしい木造駅舎。オレンジ色の屋根瓦はJR東海道線の大磯駅や早川駅や根府川駅と似ているので、もし同じ時期だとすると大正時代(関東大震災後)かもしれません。駅前のロータリーがかわいらしい。
駅のホームに、時計も自販機も広告看板もないこともあって、「時間」とか「時代」をあまり感じることもなくて、異空間な感じ。「どこに来ちゃったんだろう???」みたいな(笑)。
目に入る情報が最低限なので、落ち着きます。
広告看板が悪いとは思わないんだけれど、あまりにも多かったり、センスがなかったりすると疲れませんか?
「浅野」駅
ここから支線が分かれていきます。
鶴見線についてはこちらも参考になります。
レイルラボ
https://raillab.jp/transport/503
終着駅「扇町」駅
工業地帯だなあという感じのエリア。明治末期から埋め立て続け、1963(昭和38)年に完了。かつては個人の住宅や企業の社宅や寮もあり、たくさんの人が住んでいたそうですが、今は多分そんなに多くない・・。
ちなみにこのあたりは、運河に囲まれています。
春に来たら、バラのアーチかも?
今は見かけることが少なくなった、長音符号がついたローマ字表記。子供の頃、こう習った記憶が。
貨物駅でもあるせいか、すぐそばに貨物車が止まってました。
このあたりには、朝夕2食付きの出張される職人さんのための宿があるようです。
さかゐビジネス旅館:
https://sakaishokudou.com/
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<編集後記>
支線になると、とにかく電車の本数が少ないので、巡るときは計画的に!
コンビニはおろか、自販機も見当たらない場合もあるので、軽食と飲み物持参、季節によっては日焼け対策や防寒も忘れずに!海芝浦支線終着駅「海芝浦」駅までは行きました(別記事)。安善駅から大川駅への支線は今回は乗車してないので、またいつか乗りたいと思います。またいつか・・と言ってる間に、また色々変わっているかもしれないけど。
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