ネットでお取り寄せできる時代に、日持ちを気にしつつ、東京でしか買えないものにこだわるとお土産探しは難航する。ならば、わざわざ買わないものを選んでは?ということで、「電気ブラン」はどうだろう。
明治時代の浅草生まれの結構つよーいお酒。電気ブランのことを書くなら、まずは浅草の神谷バーのことから。神谷ビルは、1921(大正10)年竣工です。
神谷バーは、1880(明治13)年4月。東京府浅草区花川戸町(現:東京都台東区浅草)に開店。濁り酒の一杯売りからスタートし、翌年からは輸入葡萄酒の販売を開始。当時としてはハイカラなお店で、日本初のバーとしても知られている。現在では、昔ながらの洋食屋さんですが、和食もあり、デザートもあり。
そして、これが電気ブラン。
1882(明治15)年、創業者:神谷伝兵衛さんが作ったアルコール飲料「速成ブランデー」の製造・販売をスタート。速成ブランデーとは、ブランデーベースのカクテルだそう。主に、ブランデー、ジン、ワイン、キュラソー、薬草が配合されているらしいのですが、あとは企業秘密だとか。
神谷バー
http://www.kamiya-bar.com/denkibran.html
普通のはアルコール30度、オールドは40度らしいです(昔は45度だったそう)。
お店の入り口の横のお土産売り場にてどうぞ。
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