墾丁の東海岸、佳鵝公路の鵝鑾鼻と佳楽水の中間点に位置する絶景スポット「風吹砂(フォンツェーサー)」。 本数の少ない公共バスの中からの撮影です。ちょっとぼやけていますが、特異な景観として知られている場所です。
砂丘というにはちょっとごつい感じがしますが、一応砂丘という扱いになっているようです。かなり強い風が吹きつける11月~2月が見頃らしく、わざわざ砂嵐を楽しみにくる人が多いのだとか。
夏の雨季になると川のような流砂を作って流れ、一部では砂が崖の上から約70メートル下の海岸まで落下し、滝のようになる現象も見られるとか。それが冬になると、海岸に流出した砂が断崖に向かう風によって舞い上がり、陸上に向かって逆流するように吹き付ける現象が起こり、それがずっと繰り返されているそうです。
たぶん、お天気がよかったらすごくきれいな場所なのだろうと思いますが、あいにくの薄曇り。撮影したのは10月中旬でしたが、結構風は強かったです。バイクとかだったら危ないと思います。
この説明だけだと、ふーん・・・という感じなのですが、その砂が舞い上がる光景はなかなかすごいものがあるそうです。ただ、熱帯性植物が繁茂によって砂丘が減少し、将来は「砂が空を覆う光景」も見られなくなることが懸念されているそうです。
交通の便がいい場所ではないので、多分二度と来られないかなと思い、記事として残しておきました。
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