台湾|地面から噴き出る炎でイモを焼く :出火景觀(屏東縣恒春鎮)

 墾丁国家公園内にある「出火特別景観区」。低い柵で円形に囲まれた一角に、地面から出ているガスに火が着いて燃え続けている。そもそもガスって何なの?というと、「地球のおなら」だと聞いたことがあるけれど、ガスって呼ぶのはそういう理由だから?

それにしても、お元気なこと。

炎をたくさん見られるのは、乾燥期にあたる冬と春。
夏と秋は雨量が多く、雨や泥で隙間を塞がれ、ガスの量や勢いが弱くなってしまうため、10月は大して激しい方ではないらしい。あんまりにも火の勢いがなくてさびしいところは、おじさんが火をつけてました=「着火マン」。


 日本だったら、ガスが出てもわざわざ着火しないとか、火が出てても「危険!近寄らないでください」みたいな看板と柵を設けそうなところが、さすが台湾。


「おお、地球は生きているんだ」みたいな感慨に浸っていたら、隣でポップコーンがはじけてるし、花火の音はするし(笑)。


おそらく無許可であろう物売りの軽トラが来ていて逞しいなあ・・と思ったけど、ガスを売って商売する猛者の話は今のところ聞いたことはありません。いるのかな?

 

最寄りのバス停は恆春の東門から500m位の場所。
墾丁街車バス紅線「出火」下車で行けるけれど、バスの運行が夕方16時半くらいまでしかないそうなので、帰りはタクシー利用になります。周囲は本当に真っ暗でお店どころか街頭もないようなところなので、予め手配しておいた方がいいと思います。
(手配ミスで来なかったら、地獄だと思う・笑)。


ある程度の規模のホテルなら、ガイド付き(?)タクシーを手配してくれ、運転手さんがいろいろなところを説明しながら周ってくれます。残念ながら中国語か台湾語のみでしたが(南部は、台北や中部ほど日本語が通じない・・)。
3時間半くらいの現地ツアーで800元くらいだったような気がします。
ホテルでご確認を。
 

それにしても、こんなに町に近いところで、ボーボー火が燃えてて大丈夫なんですかね?近くに軍事基地もある様子。それも気にしない??

 

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