台湾|阿里山の雲海と日没(嘉義縣阿里山郷)

 1年中暑いイメージの台湾でも雲海が見られることが。場所は、台湾最高峰の玉山(ユイシャン)の西側の国家風景区「阿里山」。

16時38分

普段視界に入るものは何かしら動いてますが、この雲海を目の前にしたとき、自分が動かなければ音もしないし、静止画の世界に入り込んじゃったみたいな不思議な感じがしました。確認できるのは、空の色が刻々と変わっていくことくらい。


17時13分

雲海を見るためには、冷え込む時期に気合いを入れて山奥へ行かなければ見られない、と思い込んでいたけれど、阿里山に関しては気合は要らない、・・じゃなくて、そもそも台湾にいて「気合」がいることがあるのかどうか(笑)。
標高は高くとも、真冬の東京よりも少し暖かいくらい。しかも、歩いて5分くらいの場所にはホテル。ちなみに時期は12月中旬です。

17時14分


ブログを見た方から「金の龍が泳いでるみたい」と言われて、たしかに雲の形がそれっぽい(笑)。

17時15分

日頃、意識すらしない「1分」という時間がこれほど長く感じられるというのが、とても新鮮でした。

忙しいことがかっこよくて、暇だと怠けているとか努力が足りないみたいな風潮ってどうなのかな~と思いながらも、そこからいまいち降り切れてない自分もどうなのかな~、と思うことは多々ありました。絶対余計なこともしてるって。

なのに、こうして小休止の機会が訪れると「こんなことしてていいのかな?」と思ってしまう自分がいたりします。でも、やってみると 「なんだ、別にいいじゃん」と素直に思った。

(・0・) お~

17時22分


17時34分


17時49分


こういう時間を過ごしたのって、どのくらいぶり?


現時点(2005年12月現在)では、残念ながら、日没の時間まで居ると、もう帰りのバスはありません。最終便が16時半頃だった・・・。1泊すれば、祝山という初日の出スポットで、朝日も見られるかも。
うまくいけば朝日と夕日、両方拝めるかもしれませんが、こればかりはお天気次第。
幸運を祈ります!

ちなみに泊まったホテルは「阿里山賓館」。
http://jp.alishanhotel.com.tw/


コメント